我が家の「ぐーちゃん」ことカングーの修理にディーラーに行ってきた。
相変わらずの変人メカニックK氏がATのナントカセンサーとかいう部品を
交換している間、営業のN氏としばしお喋りをしてると・・・
「乗ってみませんか? メガーヌRS。 面白いですよー。」
おおーっ! あのエンジンにカタツムリがついてるオバケメガーヌに乗っても
いいの? え、一人で運転していいの?
こーゆー時に左ハンドルのMTに乗ってると便利なんだな。
タイトなシートに身を沈め、6速MTの感触を確認する。ABCペダルはやる気
にさせるレイアウトで履く靴を選びそうな感じ。
カードキーをさし込み、スタートボタンをクリックすると、ビュイーンッと普通
にかかるお行儀の良いエンジン。軽くブリップすると、少しだけ低く唸る。
何もかもが軽い! ・・っていうか軽すぎる感触が気になるところだが、走って
みないとわからないんで、すぐに公道に出ることにする。
これまた恐ろしく軽いクラッチをミートするとすべるように走りだすメガーヌ。
スタートギアには期待してないんでセカンドにほうり込み、右足少し踏み込む。
まぁ、想定の範囲内の加速をみせるが、前の車がつまってるんで安全運転の励行。
混雑をすり抜け、恰好のテストロードにたどり着くと、ちょっと攻めてみる。
メガーヌRSはターボの存在を感じさせずに、脱兎のごとく加速する。
このフラットなトルクの力強さには思わず笑みがこぼれる感じで、全域パワー
バンド的。 さすがルノー! ターボの扱いはさすがである。
トルク30kgはいまでは聞きなれた数字だが、こいつのトルクは下から効いて
くる。 確実にV6/3Lエンジンより運転しやすい。
2速3000rpmから3速5000rpmまでで十分楽しめるターボエンジン。
まるでゴーカートに乗ってるような感じが続く。 当然、225/45R17のタイヤと
軽く締め上げた足回りは整然と仕事をこなして、自分程度のテクニックではとう
てい音を上げることもない。トルクステアもよっぽど荒い運転をしないかぎり、
うまく車がいなしてくれるはず。
少し運転に慣れてきたところで、タイトコーナーの連続する道に持ち込んで走ら
せると、これまたきれいに曲がる。鼻先の軽さがあるのかな・・。
ただ、やはりこの時もスタートした時と同じような軽さが妙に気になる。
電子制御のパワステとビッグパワーを感じさせないクラッチ、おまけに優秀すぎ
る足回りのおかげでインフォメーションが皆無に近い。
普段より速く流れる景色と身体にかかるGが静かに繰り返される。
結論。 こいつはGTである!
RS=高速巡航型きれいに追い抜きますよ仕様
その気と腕に憶えがあるなら、FFでコーナーを攻めるのもいいだろうが、この
車に目を三角にして乗るのはすごくダサイと思う。
要は隣りのオネーチャンとのお喋りを楽しみつつ、すばやいシフトダウンとスマ
ートな追い越し一発でこの車を語るのである。
いつもルノーは懐が深い。
380万胃炎はちと辛いが、横に乗る方しだいと判断する。
それが嫌なら、ルーテシアV6でもいじって乗るのがよろしいかと・・・。
楽しい一人インプレッションだった。 営業N君、ありがと!